親から子へ。あなたの名前は、【後編】

【注意】はじめに

※こちらは2話構成のお話の後編になります。

 よろしければ前記事の上編をお読みいただいてからご覧になっていただけると幸いです!

親から子へ。あなたの名前は、【前編】


 

それでは本編へどうぞ↓

親の願いよりも尊重したいもの

本当にどうでもいい情報なのですが、わたしの本名は両親の共通の趣味に関する言葉、そして姉はと言うととある食べ物の商品名がそのまま付いてます。笑

(父曰く、その商品の名前を初めて聞いたとき『なんて素敵な響きなんだ!』と感銘を受け、自分の子が生まれたら絶対にこの名前を付けようと思ったそうです…笑)

ただ、クラスで同じ名前(読み方)の子こそいないような名前ではあるものの、自分と同じ名前の人を全く見たことがない!というほど珍しい名前ではありません。

読みも単純です。子供心にも、なんというか絶妙な命名のバランスだな…と思ったことがあります。笑

そしてだんなの反応は、

広告

そうなんです。結局親の願いはこもっちゃうなあ、という結論なんです。

 

どうしたって我が子は大切で、特別で、伝えたいメッセージなんて山ほどある。

子に自由を委ねながら、それを伝えていくって、どうすればいいんだろう。

まだまだ答えは出ないけど、とにかくわたしたち親が「誠実に生きていく」というところだけはブレずにやっていきたいと思っています(冗談ではなく真剣に言っています…)。

時は流れて、

改めて振り返っても、名前の由来としてはすごく単純なものだと親ながらに感じます。

ただ、ひとつだけ付け加えると、その地域には以前ふたりで旅行で訪れたことがあり、わたしたちとしても元々かなり思い入れの深い地域でした。

なので名前の候補としてもその地名は昔から挙げられており(なんなら学生時代の頃からです)、不思議な縁を感じたりしてしまったのです。

やっぱり、わたしたちにとって、特別な名前なんです。

親は子に、一体なにを託すのか?

名前。親から子への、最初のプレゼント。

自分の信念や、夢を託す親もいれば、代々続く通字によって決められたりと、本当に様々だと思います。

それでも、どんな名前にもその子の未来を見据えた、親の真心がどうしたって込められているんだろうなあ。

当たり前のことではありますが、人の名前は単なる人の区別やラベリングではないということを、なんだか改めて感じました。

 

わたしたちにとって、大切で、特別で、とっておきの、名前。

ムスメはその名前を、なんて思うんだろう。

名前、たくさん呼びたいな。

人の名前の由来やエピソードを聞くのはすごく興味深く面白いのですが、聞かずともその背景を想像するだけで、今まで以上に人に優しく接することができるようになれる気がします。

 

信濃ネム







同じカテゴリの記事




アプリなら通知ですぐ読める!

NAPBIZブログ

NAPBIZブログ



       
This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.